シューマンの3つのロマンス

こんばんは。
フルートの最上谷裕世(もがみやひろよ)です。

タイトルの曲、ずばり私の大好きな曲です。
しかし、私が好きな曲をお知らせしたいのではなく、フルート吹きにとって、大変勉強になる曲です。

ただきれいなメロディをなぞるだけなら難しくないです。

音色にこだわって、息の使い方を研究して、練習をして見てください。
まず、音色のイメージがありますか?
なければこの曲を吹いても得るものはあまりないかもしれません。

ちなみに、私のこの曲のイメージは、、

以前、もう10年以上前にエマニュエル・パユさんのリサイタルで、この曲を聴いて、あまりの美しさに感動して、さらにアンコールでもこの曲を演奏して下さり、その日の夢の中にもこの曲がでてきました。
「美しくて、興奮する」というはじめての感覚で、衝撃を受けたことを未だに忘れられません(^_^;)


そんな風に音色のイメージをしながら吹いてみると、すごく難しいことがわかります。

そして、フルートのための作品ではないので、息の使い方が非常に重要です。
音楽の流れをイメージしてブレスをとる場所を考えると、とても長い息が必要な曲であることがわかります。

吹いてみると、とても難しい曲ですが、聴く度に幸せな、タイトル通り、ロマンチックな気持ちになる曲。

是非挑戦してみてください。


ツリーオブミュージックHIROYO's Ownd

ツリーオブミュージックは、フルート教室でもあり、私フルートのもがみやひろよが信頼する演奏家の皆さんとコンサートを開催したり、様々なイベントに呼んで頂いて、演奏に伺わせていただいたりしています。 コンセプトは「クラシック音楽を身近に!」 是非多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。

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